年頭所感
新年あけましておめでとうございます。
本年、2020年は、アウトソーシンググループが2016年にグループ全員で戦略を練り、リリースした中期経営計画の最終年度になります。
しかし、「この5年間で、こんな失敗をしながらこれだけ成長した」などという感傷に浸っている間は一切ありません。
重要なのはこの先の5年であり、さらにその先の未来です。
今、世の中は情報技術の目覚ましい進歩とソーシャルメディア等の普及により急速にグローバル化が進んでいます。
日本の観光地はどこへ行っても海外の人で埋め尽くされ、にぎわっておりますが、これは日本に限らず世界のどの国でも同じような傾向にあります。
今年、東京オリンピックが開催され、56年前の開催時とは比べ物にならないほど多くの海外の人たちが桜の国に来ていただけることでしょう。
このグローバル化により、恐ろしいほど短期間でビジネスニーズが転換しており、しかもこのニーズは世界中で繋がったニーズになりつつあります。
そのため、これからの企業の成長は、世界の市場をターゲットにしないと、大きな成長が見込めない時代に来ています。
日本国内だけで一時のニーズにより一時の成長があったとしても高が知れているのです。
現在、アウトソーシンググループは世界の34の国と地域で事業を展開しており、そして新しい中期経営計画を練るごとに新たな国々の企業が我々の仲間としてどんどんと加わっていく計画となることでしょう。
世界の様々な国へ進出することは非常に大きなリスクを伴いますが、文化が違い、既成概念や価値観が異なる各国の優秀な人々と深く語らいビジョンを共有し、志を共にしてワンチームとなって挑戦することで、アウトソーシンググループの成長の可能性は無限になると確信しています。
本年もアウトソーシンググループをよろしくお願いいたします。
2020年1月1日
代表取締役会長兼社長
土井春彦