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会長兼社長 年頭所感

新年あけましておめでとうございます。

昨年、アウトソーシンググループは、M&AによるEU圏や南米市場への進出を発表いたしました。
これにより、人の純増が成長につながる人材ビジネス事業において、今後、人口が減少していく国内から、大きく増加していくグローバル市場で成長していく当社グループの戦略が、さらなる大きな一歩を踏み出した年になりました。

国内におきましては、変動が激しい製造アウトソーシング事業から、さらに安定的に大きな成長をはかるため、製造と景気サイクルが異なるITアウトソーシング事業の拡大に向けたエンジニアの育成スキームの拡充や、米軍基地内アウトソーシング事業への進出、またコンビニ業界に対するアウトソーシング事業にも参入いたしました。

昨年、当社グループは売上、利益の両面において過去最高を更新し、大きな成長率を示す見通しでありますが、当社グループがライバル視し、目標としている世界トップ3の同業企業にはまだまだ足下にも及びません。

当社グループは、今後もグローバル規模で高度なオーガニック成長戦略に企業買収等を加え、業態や業績を大きく拡大させていく所存でありますが、その中で一番重要と捉えていることは、新たに加わった世界中の同志たちが、日本の既成概念にない知識や経験を活かした戦略を打ち出してグループ内で共有し、彼らがリーダーシップをとってグループシナジーの最大化をさせていくことにより、当社グループの可能性を無限のものにしていくことです。
アウトソーシンググループはそのような企業体でありたいと強く思っております。

当社グループはこれまでも常にリスクを取ってチャレンジしてまいりましたが、本当の挑戦はこれからです。
果敢な挑戦を続けるアウトソーシンググループにご期待ください。

今年もアウトソーシンググループをよろしくお願いいたします。

2016年1月1日
代表取締役会長兼社長
土井 春彦